13 Jun 2019

アスリート必見! アスリートが引退後のために身につけるべきスキルは〇〇だ!
最近は、インターネット放送やBS・CSなどの有料放送も流行り、様々なスポーツを日常的に目にする機会が増えてきました。
しかし、「人気に陰りが…」と言われながらも地上波テレビで放送されているのは、メジャースポーツであるプロ野球やJリーグです。
やはり、そうなるとメジャースポーツの方が認知度は高く、マイナースポーツの認知度は低いという構図が出来上がってしまいます。
では、その認知度の差はスポーツ選手やアスリートの引退後のセカンドキャリアにどのような影響を与えているのでしょうか?
今回は、セカンドキャリアのデータを競技別に調査し、現状としてメジャースポーツとマイナースポーツに差があるのかどうかを検討し、最後にそれらを基に現役引退後のセカンドキャリアをどのように構築すべきなのかを考えたいと思います。
競技別アスリート・スポーツ選手の引退後のセカンドキャリア一覧
まず、競技別にアスリートの引退後のセカンドキャリアを調べてみました。(下表)
結論から述べると競技による引退後のセカンドキャリアに差はないということがわかりました。
もちろん、話題性や人脈はメジャースポーツの方が優位だとは思いますが、就く職業として大きな差はないのです。
スポーツ別セカンドキャリア一覧(職業・仕事)
競技名 | セカンドキャリア |
体操 | 指導者・タレント・公務員・会社員 |
格闘技 | 指導者・経営者(ジム・ファッション・飲食店・整体)・職人・タレント・公務員・会社員 |
フィギュアスケート | 指導者・プロスケーター・タレント・会社員 |
相撲 | 指導者・経営者(飲食店・整体)・介護士・会社員 |
ソフトボール | 指導者・公務員・会社員 |
水泳 | 指導者・経営者(ネイリスト・メイクアップアーティスト)・タレント・公務員・会社員 |
サッカー | 指導者・経営者(アスリート支援・スポーツ留学)・タレント・公務員・会社員 |
ラグビー | 指導者・経営者(選手支援)・公務員・会社員 |
野球 | 指導者・経営者(イベント・公認会計士)・タレント・会社員・公務員 |
バスケットボール | 指導者・経営者・公務員・会社員 |
バレーボール | 指導者・経営者(イベント)・公務員・会社員 |
卓球 | 指導者・公務員・会社員 |
フェンシング | 指導者・経営者(協会)・公務員・会社員 |
バドミントン | 指導者・公務員・会社員 |
テニス | 指導者・経営者(エクササイズプロデュース)・公務員・会社員 |
陸上競技 | 指導者・経営者(競技施設)・公務員・会社員 |
重量挙げ | 指導者・経営者(スポーツサプリメント)・公務員・会社員 |
冬季スポーツ | 指導者・経営者(イベント企画)・公務員・会社員 |
体育会卒 | 経営者(教室・コンサルティング・広告)・指導者・公務員・会社員 |
※データは書籍・インターネット上の情報をまとめたものです。
※引退後のセカンドキャリアで活躍しているアスリ―トのインタビュー記事はこちら。
プロ野球選手やJリーガー!知名度の高いスポーツの引退後のセカンドキャリアは華やか!?
さて、プロ野球選手やJリーガーといったメジャースポーツのアスリートとマイナースポーツのアスリートのセカンドキャリアに大きな差はないということは理解していただけたでしょう。
では、なぜその競技の知名度とセカンドキャリアの成功・失敗には相関が生まれないのでしょうか?
なぜならメジャースポーツだろうがマイナースポーツだろうが、社会に出れば見られているのはその”人”だからです。
アスリートである以前に人であり、競技スポーツに打ち込んだことで得られるライフスキル(努力する力、忍耐力、目標達成能力、完遂力など)がその人にきちんと備わっているかが重要なのです。
言い換えるならば、どんな競技でどんな成果を出しているかよりも一般的な社会人にはない高いライフスキルを持っていることが重要なのです。
引退後のアスリートにとってセカンドキャリアとは?
引退後のアスリート・スポーツ選手のセカンドキャリアについて調べていると様々なマイナスの情報が出てきます。
マイナースポーツのアスリートは良い企業に就職できないだとか、体育会系の社員は使えないだとか…。
確かに一概に競技スポーツで成功しているのだから社会でも高いパフォーマンスを出せるとは言い切れません。
しかし、競技スポーツに打ち込むことで身に付けたライフスキルは確実に一般的な社会人と比べてて高いです。
だから、セカンドキャリアにおいてもそのライフスキルを活かせるようなポジショニングをすることが重要だと思います。
そのためには引退する前にきちんと準備をしておくことが重要です。
準備というのは決して資格を取得することや人脈を広げることだけではありません。
アスリートとしてのキャリアを歩むと共に、人としてのキャリアを歩むことです。
この考え方はデュアルキャリアと呼ばれ、最近のセカンドキャリア支援における重要なキーワードとなっています。
スポーツ選手としてのキャリアはその人の人としてのキャリアと共に成り立っているものであり、決してスポーツ選手だからその人の存在価値があるわけではありません。
人としてどのようなキャリアを積み重ねたいのか、そのなかの1つがアスリートであり、セカンドキャリアとなる仕事でもあるのです。
このような考え方をすることで、アスリートが抱えるセカンドキャリア問題は解決に向かうのではないでしょうか。
まとめ
今回は、アスリート・スポーツ選手の取り組む競技にセカンドキャリアはどのような影響を受けるのかを考えました。
各競技の引退後のセカンドキャリアを調べることで、知名度による優位性がないことが明らかになりました。
セカンドキャリアで活躍している人は決してアスリートとして成功を収めた人というわけではありません。
これは多くのアスリートに社会で生き抜くためのライフスキルが備わっているということの証明でもあると思います。
「その競技しかやってこなかったから…」という不安からセカンドキャリアに不安を感じているアスリートは多くいます。
しかし、本当は他の人にはない「その競技しかやってこなかった」という意味があるのです。
ぜひアスリート・スポーツ選手には社会で大きな価値を生み出して欲しいと思います。その能力があるのだから。
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