アスリートがセカンドキャリアを考えるのは引退後で良いのか?

昨日、東洋経済オンライン「引退したアスリートは、その後何が出来るか」という記事を紹介しました。

ぼくは筆者である元プロサッカー選手の阿部博一氏のセカンドキャリア論に概ね賛成ですが、結論に関しては反対です。

引退したプロスポーツ選手が社会に出る上でスキル不足ではないことや「自分はスポーツしかやってこなかったので症候群」については概ね賛成出来ます。

しかし、結論である「(現役中に)セカンドキャリアのことなど考える必要はなく、目の前の競技で徹底的に上を目指すことが重要だ」という考え方については間違っていると思います。

ということで、今日はアスリートがセカンドキャリアを考えるのは引退後で良いのか考察していきます。

セカンドキャリアについて考えるのは引退してからでいい?

ぼくは、プロスポーツ選手こそセカンドキャリアについて現役が始まったときから考えるべきだと思います。

これはアスリートに限らず全ての人に言えることですが、今の自分の人生のすぐ隣を走っているもう1つの人生を常に意識することはとても大切です。

プロ野球選手であれば「もし自分がプロ野球選手でなければどんな人生を送っていたか」を常に考えるべきだと言うことです。

そして、現役を辞めた後にその隣の人生にヒョイっと乗り換えれば良いのです。

このような考え方をすると「精神的余裕を得られる」、「リスクヘッジが出来る」、「満足した人生を送れる」という3つのメリットがあると思います。

まずは、プロとしての現役生活に精神的な余裕が出るというメリットについて。

プロとしてその競技を極めることはとても大切です。しかし、なにごとも極めるためには大局的なものの見方と一点集中的なものの見方のバランスを取ることが重要です。

現役中はアスリートとしての道を極めるしかないという思い込みは、決して競技力を高めることにも満足いくセカンドキャリアにも繋がりません。

すぐ近くに競技者として以前に人としての自分の人生があることを認識したとき、自分を客観的・主観的にバランスよく見る精神的な余裕が生まれるのです。

次に、スポーツ選手であるというリスクの分散ができるというメリットについて。

これは少しビジネス的なお話になりますが、スポーツ選手はリスクの高い職業です。

この変化の波が激しい時代、リスク分散は積極的に取り組むべき課題です。

怪我や成績不振によっていつ失業するかわからないスポーツ選手は、必ずリスクヘッジをするべきなのです。

スポーツ選手でなければどのようなことが出来るのかを考えて、現役中からセカンドキャリアを準備もしくは開始することでスポーツ選手であることに伴うリスクを回避することが出来るのです。

最後に、1人の人として満足した人生が送れるというメリットについて。

ぼくはこのメリットが3つの中で一番大きいと思っています。

プロになるという道を決断したということは、その反面で他の選択肢となる道を一度諦めたということです。

しかし、どの道もその人の人生であり諦めても途切れることはありません。

例えば、サッカーの本田圭佑選手にとって「世界一のサッカー選手を目指す道」と「会社やクラブの経営者になる道」はどちらも人としての彼が満足できる道なのだと思います。

決して自分の人生の道は1本ではないことに気付いたときに、0歳から寿命を迎えるまで常に満たされた物語を紡ぐことが出来るようになるのです。

まとめ

このように、現役中から常にセカンドキャリア(もう1本の道)を意識することが、競技者としての生活と人としての生活を豊かにすることは間違いないでしょう。

そして、これはアスリートに限った話ではありません。どんな人の人生にもいくつもの分岐がありその数だけ道があります。

1つの道で行き止まりに突き当ったら、ちょっと塀を越えて隣の道に出ましょう。

きっと思っているよりもいい景色が待っているはずです。


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